PROFESSIONALスタッフ紹介

丁寧なメンテナンスで、一生のお付き合いを。

いつでもご相談いただける距離の近さで、
お客様のご要望をカタチにしたい。
熱い想いを持ったエキスパートが、
お客様と一生のおつきあいをさせていただきます。

表に出ない仕事が、
家を決める。

大工井立敏彦

回り道の先に、いまの仕事があった。

私はもともと、横須賀の米軍基地内にある水再生施設で、水質管理や調査の仕事をしていました。仕事自体は面白く、やりがいもありましたが、続けていくうちに「この先の伸びしろが見えにくい」と感じるようになりました。
建築には以前から興味があり、最初は設計の道を考えて、通信制の専門学校で学び始めました。転職活動をする中で出会ったのが、戸井田工務店です。鎌倉の古い家や町並みに関わる仕事ができたらいいな、という思いがありました。
現場に出て大工さんたちの仕事を間近で見たことで、考えが変わりました。多くの道具を使い、その場その場で判断しながら家をつくっていく姿が、とにかく格好よく見えたんです。気づけば「まずはつくる側に立ちたい」と思い、大工見習いとして働くことを選びました。今は入社4年目になります。

仕上がりは、下地にあらわれる。

今、私が主に担当しているのは、壁や床の下地づくりです。ミリ単位で寸法を読み、線のどこを切るかを判断して材料を収めていく。最初はその精度の高さに戸惑いましたが、少しずつできることが増えていくのが楽しいと感じています。
特にリフォーム現場では、壁や床が歪んでいることも多く、そのズレを一つひとつ調整して「通り」をつくっていきます。目には見えにくい部分ですが、ここがきちんとしていないと、最後の仕上がりに必ず影響が出ます。
入社して1年半ほど経った頃、新築工事に参加し、基礎から完成までを通して経験しました。そのとき、下地が住まいの質を支えていることを強く実感しました。将来は、新築だけでなく、古い建物を活かすリフォームに強い大工になりたいと思っています。残せるものと、新しくすべきものを見極められる職人を目指して、日々現場に向き合っています。

手を動かしつづける、ということ。

もし誰かに大工という仕事を薦めるとしたら、派手さはないけれど、確実に人の暮らしを支えている仕事だよ、と伝えたいです。
大工の仕事は、電動工具から手道具まで、本当にたくさんの道具を使います。覚えることも多く、簡単ではありませんが、自分の手で形にしていく感覚は、ほかの仕事ではなかなか味わえません。
働き方という点でも、大工は少し特殊かもしれません。現場では一人で黙々と作業する時間も多く、余計な人間関係に悩まされることは少ないです。集中して手を動かすのが好きな人には、向いている仕事だと思います。
完成した家の中には、自分が手を入れた「見えない部分」が必ず残っています。その積み重ねが、人が安心して暮らせる住まいにつながっている。そう思えることが、大工という仕事の一番の魅力だと、今は感じています。

現場の真ん中で、
家づくりをつなぐ。

製作山田実

現場にいる時間が、いちばん長い。

私の仕事は、現場全体を見続けることだと思っています。設計士さんが定期的に現場を確認し、職人さんがそれぞれの工程を担う中で、工事の始まりから終わりまで、継続して現場に関わっているのが私の立場です。
特にリフォームや大規模な改修では、壁を開けてみないと分からないことが本当に多い。柱が曲がっていたり、寸法が揃っていなかったり、図面どおりにいかないのは当たり前です。そういう状況を見ずに判断するのは、どうしても無理があります。
現場では、大工さんや職方さんとその場で話しながら、「どう納めるのが一番きれいか」「将来困らないか」を一つずつ確認していきます。机の上で決めるより、実際に見て、触って決めたほうが、結果として納まりは良くなる。その感覚は、現場に立ち続けてきた中で自然と身についたものだと思います。

現場の真ん中で、話を受け止める。

現場に関わる時間が長いと、お施主さんから直接相談を受けることがあります。設計士さんには言いづらいけれど、「実はここが少し気になっていて」「暮らし始めたときを考えると、こうだったらいいなと思っている」といった、率直な話です。
そうした想いは、設計を否定するものではなく、暮らす側として自然に生まれる感覚だと思っています。だから私は、そのまま伝えるのではなく、「こういう点を気にされているようです」「今ならこういう調整もできます」と、一度噛み砕いて設計士さんに伝えるようにしています。
その役割を任せてもらえるのは、日々現場で顔を合わせ、関係を積み重ねてきたからこその信頼だと感じています。
もう一つ大切にしているのが、現場の雰囲気です。私は、ピリピリした空気の現場があまり好きではありません。できるだけ明るく、話しやすい現場でありたいと思っています。冗談を交えながらでも、誰でも声をかけやすい。そのほうが本音が出て、結果的にいい家につながる。ムードメーカーでいることも、私の大事な役割だと思っています。

安心して住み続けられる家は、
幸せな暮らしの一部です。

棟梁川井哲夫

大工歴63年。
いまも、技術を突き詰める。

10代の頃から大工としてやってきて、はやいもので大工歴63年になります。この仕事の面白いところは、いくら突き詰めても終わりがないところです。経験を積むほど技術と知識はついてくるものですが、今でも部材の収まりを工夫できないか、数日かかっている作業をもっと効率的にできないか。考えていたらキリがなくて、寝られなくなることもあります。私たちが培ってきた技術は、つぎの世代にも受け継がれています。一人前になって現場を任される職人も増えていますね。身体があちこち痛くなってきたので、頼もしいかぎりです(笑)。

鎌倉の文化や町並みにあった家づくり。

大工としての責任は、お客さまが安心して住まいつづける家をつくることです。毎年お正月になると、ご自宅に呼んでくださるお客さまがいらっしゃいます。
現在は木材を工場で加工するのが主流ですが、ご主人のこだわりで、大工の手で加工した木材を、木組みだけでつくったお宅です。通常の工期は3ヶ月程度のところを、完成に1年以上、4人の職人でかかりきりになった現場でした。
その家で、ご家族が楽しそうに過ごしていらっしゃるのを見るのは、なによりの楽しみです。少しおこがましいかもしれませんが、私たちのつくった家が幸せな暮らしの一部になっているというのは、大工冥利につきますね。この場所で長く仕事をしてきましたから、これからも鎌倉の文化や町並みにあった家づくりをしていきたいです。戸井田工務店には、伝統構法を用いた家づくりを可能にする技術があります。鎌倉に住むお客さまが、安心して暮らせるように。大工としての技術を磨き続けて、これからの若い世代にも継承していきたいと思っています。

鎌倉から、
日本をデザインする。

デザイナー関口愛美

時間を大切にしたくなる、
居心地のいい空間を。

お店づくりは、空間の居心地の良さが売上につながる世界です。だからこそ、そこで過ごす人にとって心地のいい空間をつくるということは重要な要素になります。建築として美しさはもちろんのこと、座ったときの目線の高さ、目の前の人との距離感、手に触れる机や椅子の質感など、その場所で過ごすお客さまを想像しながら、居心地のいい空間を設計・デザインすること。約20年間、そんなこだわりをもって、飲食店をはじめとする商業建築に向き合ってきました。2015年、商業建築を中心として事業展開するデザイン事務所ATTA代表の戸井田が、先代から工務店を受け継ぎ、新たな歩みをはじめることとなりました。ATTAのデザインと、戸井田工務店の技術があわさることで、これまで以上の価値を提供できると考えています。

女性目線を活かし、
生活シーンを考え尽くした家づくり。

家は、住む人にとって人生で最も長く過ごす場所。親から子へ、そこで過ごしてきた思い出と一緒に引き継がれていくことも少なくはないと思います。だからこそ、ATTAで培ってきた考え方と技術、そして家庭を持つ女性の視点を活かしながら、住む人の生活シーンを考え尽くした、心地のいい空間。時間を大切にしたくなる家をつくっていきたいと思っています。今後は、鎌倉にもっともっと素敵なお家や、楽しい飲食店を増やしていきたいです。家づくり、店作りを通して、お住いの方にとっても、観光で遊びにこられる方にとっても、日本を代表する魅力的な町にすることができたら嬉しいですね。